石山寺は滋賀県にある東寺真言宗の大本山で1300年の歴史を持つお寺です。
敷地内には、天然記念物の硅灰岩をはじめとした国宝や重要文化財の建物が多くある由緒正しきお寺なのです。
その石山寺は紅葉の時期には約2000本のモミジやカエデが真っ赤に染まりそれはそれは感動の眺めとなります。
また、石山寺は紅葉の時期には境内や参道の灯篭の明かりでライトアップされ日中とは違った紅葉の顔も楽しめます。
この夜景も秋限定で日本夜景遺産に登録されている素晴らしい景色なので本当に感動しますよ。
そして、期間限定で「あたら夜もみじ」と銘打ってイベントやコンサートも開催されるのでそちらも一緒に楽しみましょう!
石山寺の紅葉 見ごろ時期やライトアップ期間と時間・料金
石山寺の紅葉の見ごろは、例年11月の中頃からと言われています。
そして、一番の見ごろの時期にライトアップも行われます。石山寺に紅葉を見に行くのであれば、ライトアップされる「あたら夜もみじ」の開催期間がお勧めです。
ライトアップ開催期間や開催時間
2024年の「あたら夜もみじ」の開催期間や時間が以下になります。
『あたら夜もみじ(紅葉ライトアップ)』 | |
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開催期間 | 2024年11月15日(金)から12月1日(日) |
開催時間 | 午後5時半~午後9時 (最終入山 午後8時半) |
会場 | 石山寺境内一帯 |
境内をまわるには小一時間かかるようですので、時間に余裕をもって行きましょう。
今月15日からは、ライトアップ「あたら夜もみじ」が始まります。夜の紅葉の中、ぜひお参りいただけましたら幸いです。駐車場の混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用に、ご協力のほどよろしくお願いします🙇
— 石山寺 Ishiyamadera (@Ishiyamadera_T) November 13, 2024
現在の紅葉状況は「色づき始め」🍁まだまだこれからです。https://t.co/fkOc2bqamI pic.twitter.com/rhOfwen2pe
この期間中は、日本夜景遺産登録されている境内にある2000本以上の紅葉を楽しめ、国宝建造物の本堂や多宝塔などもライトアップされ非常に幻想的な夜景を楽しめます。
入山料・料金はいくら
日中の拝観時間は8時から16時30分までとなっており、拝観料(入山のみ)が大人600円、子供250円必要が必要です。
更に本堂内陣を拝観するためには別途大人500円、子供250円が必要となります。
ライトアップを楽しむための拝観時間は17時半から21時までとなっていて、入山料が一般1,000円、小学生500円が必要となります。
日中とライトアップは入れ替え制となっているので両方を見る場合はそれぞれの拝観料が必要となるので予め準備しておきましょう。
拝観・入山時間帯 | 入山料 |
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入山のみ 8時~16時半 | 大人 600円 子供 250円 |
ライトアップ 午後5時半から午後9時 | 一般 1,000円 小学生 500円 |
本堂内陣拝観 | 一般 500円 小学生 250円 |
せっかく行くなら両方見ないと損です。
夜間は冷え込みますので、ぜひ暖かくしてお出かけくださいね。
石山寺の紅葉 あたら夜コンサート
石山寺では同期間内に毎晩日替りのアーティストによって「あたら夜コンサート」も行われます。幻想的な夜景と気持ちのいい音楽で、とても心地よい最高の時間を過ごせますよ。
規模を縮小して、「あたら夜コンサート」は開催されない年もあったようですが、2024年は11月21日と27日にコンサートが開催されます。
なお、石寺山に入るには拝観時間と料金が決まっていますので確認していきましょう。
石山寺の紅葉 電車での行き方
石山寺への電車でのアクセスするための最寄駅は京阪石山寺駅となります。
京阪石寺山駅から石山寺までは瀬田川沿いを歩くと10分くらいとなっています。
京阪石屋寺駅に行くためにはJR石山駅からのアクセスとなります。
JR石山駅からは石山寺山門前まで行ってくれるバスもあるので実は非常に便利ですよ。
JR石山駅からバスに乗る場合は、京阪バスを利用し、石山団地行き、新浜行き、大石行き、南郷二丁目行きのどれかに乗車すれば目の前まで約10分くらいで到着します。
徒歩がきつい方でも安心して訪れる事ができますよ。
そして、JR石山駅までは京都駅から東海道線新快速に乗車すれば13分ほどで到着してしまうのです。
要は京都の紅葉を楽しみに行きながら、ちょっとだけ足を伸ばせば楽しむ事ができる場所に石山寺は位置しているのです。
新幹線を使えば京都までは東京からなら2時間15分、大阪や名古屋からな30分ちょっとと、どこからでもアクセスは非常に便利な場所なのです。
その割には京都などで紅葉を見るよりは人混みに巻き込まれなくて非常にいいスポットだと思いますよ。
石山寺の紅葉 車のアクセス方法と駐車場の混雑情報・渋滞についても
最後に車を使って石山寺に行く方法を紹介します。
まず駐車場はどうなっているかが気になりますよね。
駐車場については石山寺にはありますが、停められる台数が120台となっていてイベント期間外であれば問題無いのですが、「あたら夜もみじ」開催期間中はすぐにいっぱいになってしまうので注意が必要です。
なお、駐車場料金は普通車が600円となっています。
石山寺までのアクセス方法は、東京、名古屋方面から向かう場合は名神高速道路を使って瀬田東インターでおります。大阪、京都方面からの場合は瀬田西インターを利用します。
共にインターを降りて5分ほどで到着するので迷う事なくアクセスできるはずですよ。
しかし、紅葉の時期は駐車場がすぐにいっぱいになってしまう事もあって周辺の道路も渋滞してしまいます。
車で行かれる場合も近隣の駅の近くに止めて電車でアクセスする方が確実かも知れませんね。
お問い合わせ
- 石山観光協会 077-537-1105
- 石山寺 077-537-0013
- 石山駅観光案内所 077-534-0706
石山寺 公式ホームページはこちら
まとめ
石山寺は滋賀県琵琶湖の南端に位置するお寺です。
京都からのアクセスがいい事もあって東京や名古屋、大阪などからも多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
紅葉の時期は「あたら夜もみじ」というイベントが実施され紅葉がライトアップされ、日本夜景遺産にも登録されているので非常に見応えがありますよ。
そして、石山寺の見所は紅葉だけではなく、天然記念物に指定されている硅灰岩や国宝級の建造物もたくさんあり、歴史建造物が好きな人にはたまらないスポットです。
せっかく行くならば日中の石山寺とライトアップされた石山寺と両方を堪能するようにしてくださいね。きっと心ゆくまで満足する事が出来ると思いますよ。