関東北部に群馬県と新潟県の県境に位置する谷川岳は、標高2000m級の高山での紅葉となるので比較的早い時期から楽しめるスポットなのです。
紅葉の楽しみ方のポイントとしては、ロープウェイから紅葉の大パノラマを楽しむ方法と、まるで登山のようになってしまいますが、歩いて標高1,502mの天神峠展望台からの眺めを堪能する方法です。
日本三大岩場の切り立った断崖絶壁と紅葉のコントラストは、ここならではの景色ですよ。
どちらも見応えたっぷりなので満足度は非常に高いので是非訪れてみて下さい。
なお、関東でも有数の人気スポットなので混雑や道路の渋滞は覚悟して向かって下さいね。
谷川岳の紅葉の見ごろ時期
谷川岳の見事な絶景を眺めるためにベストな時期は一体いつなのでしょうか。
例年谷川岳の見ごろ時期は10月上旬ごろ山頂付近のナナカマドが赤く染まる事で始まって麓の方では11月下旬くらいまでとなっています。
さすが標高が高いだけあって紅葉が始まるのが早く、そして長い期間楽しめますよね。
谷川岳は日本百名山の1つにも数えられている実は非常に険しいけれど美しい山のです。
そして、気象条件は3,000m級の山にも匹敵するほど厳しいとも言われています。
なのでいかに10月上旬と言えども谷川岳を訪れる場合にはそれなりの装備を持って楽しみに行く事をお勧めしますよ。
とは言ってもロープウェイからの景色は誰にでも見る事が出来るのでしっかりと楽しみましょう。
ロープウェイから見る紅葉は、実に360度どこを見渡しても紅葉のパノラマで絶対に感動間違いなしです。
そして、上昇するに従って色付き具合に変化があるので非常に楽しめますよ。目の前の景色は大迫力なので楽しみにして行って下さいね。
谷川岳の紅葉への電車やバスでの行き方
さて、このビックな紅葉スポット谷川岳への電車やバスでのアクセス方法ですが、利用する駅として3つの選択肢が考えられます。
1つ目は上越新幹線を使ってアクセスする場合で、この時は上毛高原駅を利用します。
この方法だと新宿あたりから行く場合には、埼京線や宇都宮線で大宮まで出て新幹線に乗り換えれば所用時間1時間半くらいで到着します。
ただし、そこからは谷川岳ロープウェイ駅行きのバスに乗って45分ほどかかるので時間に余裕を持って出かけて下さいね。ちなみにバスの乗車代は1,150円ですよ。
そして、2つ目の在来線を使って行く場合には上越線に乗って水上駅まで向かいます。
料金は新幹線の半分くらいですみますが、時間は倍以上かかりますので朝早く出発するようにして下さいね。
水上駅からは、やはりバスに乗ってロープウェイ駅に向かいますが、こちらからはおおよそ20分、バスの乗車代は670円となっています。
そして、本当の意味での谷川岳の最寄り駅は水上駅から更に上越線に乗っていくと土合駅(どあい)に到着します。
ここは日本一のモグラ駅と呼ばれる駅でホームから改札口までは、実に486段もの階段を登っていく必要があるのです。
珍しいもの好きの人やチャレンジ精神旺盛の人にはお勧めですよ。土合駅からロープウェイ駅までは約1.6キロなので歩いて30分弱といったところです。
車のアクセス方法と駐車場の混雑情報、渋滞についても
谷川岳に向かう場合には、関越自動車道を利用するアクセスが便利です。
水上インターチェンジを降りて国道291号線を谷川岳方面へと14キロ進めばロープウェイの駅に到着します。
なお、谷川岳登山指導センター下から一の倉沢までは通年マイカー規制がありますので注意して下さいね。
谷川岳ロープウェイ駅には、さすが有名観光地らしく比較的大きな駐車場が設置されています。
立体駐車場には約1,000台、屋外駐車場にも500台止められるようになっています。
駐車場の料金は普通車で500円なので非常にリーズナブルと言えますよね。
駐車場の営業時間は平日は8時から17時まで、土日は7時から17時までとなっています。ただし一部の場所は夜間でも入る事が出来るようになっているので朝早く着いて仮眠をする事も可能だと思いますよ。
例年紅葉の季節のロープウェイ乗り場は、観光客と登山者でごった返し、おおよそ30分から1時間待ちとなることは必須です。
午前9時ごろには行列ができてしまいますので遅くとも8時までには到着しておきたいところですよね。
まとめ
谷川岳の紅葉は関東北部にあって新幹線や車でも比較的アクセスが楽なので紅葉シーズンは非常に混雑します。
そして、谷川岳は日本百名山にも選出されている山なので一般の観光客だけなく多くの登山者をも魅了しています。
ロープウェイからみる360度辺り一面の紅葉のパノラマは一度見たら忘れられない絶景となっています。
登山はきついという人でもロープウェイが一気に別世界に連れて行ってくれるので今年はぜひ、谷川岳の紅葉にチャレンジしてみて下さいね。