山梨県にある天神森から仙娥滝に4kmにも渡って続く渓谷は、昇仙峡の紅葉を見るのに有名なスポットです。
ここの特徴は渓谷沿いに紅葉があるので上と下では結構な標高差があるため1ヶ月以上もの間紅葉を楽しむことができるのです。
そして、とにかく感動するのは昇仙峡の仙娥滝のライトアップで幻想的な景色とはまさにこの事と言える景観で出迎えてくれます。
イベント期間中は毎晩21時まで行っているのでこれだけも見に行く価値はありますよ。
御岳昇仙峡の紅葉の見ごろ時期
御岳昇仙峡は山梨県の北部に位置していて日本一の渓谷美とか清流と水晶の秘境という異名を持つ有名な観光スポットです。
全国観光地百選では、渓谷の部で堂々の1位、平成百景では第2位を獲得しています。
そして、平成の名水百選にも選ばれていますし、国の特別名勝の指定も受けてるのです。
昇仙峡は長い年月を積み重ねている間に花崗岩が削られ断崖や奇岩、奇石で作られたスポットなのです。
昇仙峡は四季折々で魅力的な顔を見せるのですが、この紅葉の時期は特に格別なものがありますよ。
昇仙峡の紅葉の見所は、昇仙峡の主峰である覚円峰と言った白い岩肌の奇石に真っ赤や黄色に染まった紅葉で、その景色は絶妙なコントラストでまさに絶景を作り上げてくれます。
また、仙娥滝や板敷渓谷の大滝などの迫力満点の滝と紅葉のコンビネーションも雄大な自然美に圧倒されんばかりですよ。
さて、この昇仙峡の紅葉の見ごろなのですが、10月の中旬に始まり、11月下旬まで渓谷の下の方から標高の高い所に向かって1ヶ月以上も紅葉を楽しむことができるのです。
紅葉の見所スポットとしては昇仙峡の主峰である覚円峰、昇仙峡の玄関口である長潭橋、そして天鼓林などはまるで絵画のような美しさです。
また、昇仙峡ロープウェイから見る荒川ダム付近の紅葉も見応えありますので楽しんで下さいね。
御岳昇仙峡の紅葉への電車での行き方
さて、この御岳昇仙峡へのアクセス方法ですが、電車で行く場合には、都内からは特急あずさに乗って甲府駅までまず行きます。
そこからは、バスでの移動となるのですが、甲府駅南口バスターミナルの4番乗降口を目指して下さいね。
そこから昇仙峡行きのバスに乗って昇仙峡口までが30分、天神森までも30分、グリーンラインまでだと40分、滝上まで行くと約1時間かかります。
行く時期によって紅葉のベストポジションが変わりますので、お出かけ前に昇仙峡の紅葉情報をよく確認してベストスポットを目指すようにしてくださいね。
昇仙峡に到着したら循環乗合バスも運行しているので利用すると移動は非常に便利ですよ。
まれに白タクが居るという情報もあるので十分気をつけて下さいね。万が一乗ってしまうと法外な料金を請求されるケースもあるようですよ。
車のアクセス方法と駐車場の混雑情報、渋滞についても
昇仙峡に車を使って行く場合には、東京方面からは中央自動車道で甲府昭和インターを目指します。
おおよそ東京から甲府昭和までは2時間くらいのドライブです。
そして、そこからは昇仙峡方面という看板を目安に走って行けば30分ちょっとで紅葉スポットに到着します。
大阪、名古屋、長野方面からは双葉スマートインタチェンジで降りた方が便利です。
長野からは約2時間、名古屋からは3時間、大阪からは5時間でインターチェンジに到着します。インターからは、やはり30分ちょっとで到着します。
そして、昇仙峡には無料駐車が3箇所あります。
昇仙峡の入り口に1箇所、グリーンラインに1箇所、そして滝上に1箇所となっています。
また、昇仙峡のお土産屋さんにも駐車場がありますので利用条件などをよく確認の上利用するようにして下さいね。
昇仙峡の紅葉は非常に見応えがあり、車でのアクセスが便利なこともあって紅葉ハイシーズンは非常に多くの観光客で賑わいます。
駐車場は3つあって300台止められると言っても絶対的な収容台数が不足するため残念ながら渋滞が発生します。(駐車場のご案内はこちら)
平日でも午前9時には、そして土日は午前8時には満車となってしまいます。確実ではありませんが、滝上駐車場は渓谷の1番奥にあり、収容台数も多いのでもしかしたら止められるかもしれないのでチャレンジしてみて下さいね。
まとめ
昇仙峡は甲府からほど近いところにあるのですが、切り立った渓谷となっているので自然の紅葉がそのまま残っている非常に感動する景観を保っています。
関東近県では有名な紅葉スポットになっているのでハイシーズンには非常に混雑します。
行く時には渋滞を覚悟していかれた方がいいと思います。
昇仙峡もいいところは、標高差が非常にあるので比較的早い10月中旬から11月の下旬まで1ヶ月以上も紅葉を楽しめる所です。
のんびりと紅葉を楽しんで、更には名物のほうとうや蕎麦、イワナの塩焼きがお勧めなので絶景を眺めながら頂いて下さいね。