首都圏からもとても近い茨城県高萩市に穴場の紅葉スポットがあるのを知っていますか。
そこは、汐見滝や不動滝といった多くの滝と名馬里ケ淵という伝説を秘めていると言われている淵などが連なっている花貫渓谷と呼ばれている場所なのです。
花貫渓谷
名馬里ケ淵 pic.twitter.com/GHvkka1sXL— 風人@転生します (@fortissimo_wind) November 11, 2017
花貫渓谷の中心には汐見滝吊り橋があり、そこから川沿いに覆いかぶさるように枝を伸ばしているもみじなどの紅葉はまさに絶景ポイントですよ。
花貫渓谷
汐見滝吊り橋付近の紅葉(13日)
見頃は来週ですね🍁🍁🍁🍁#花貫渓谷#汐見滝吊り橋#高萩市#茨城県#紅葉 pic.twitter.com/bHgwwPeZ2r— ヒカル (@5SgPvsvFVxG7Rkk) November 13, 2022
誰もが知っているメジャーな場所では無いだけに人が少なく落ち着いた雰囲気で紅葉を楽しみたいという人には持ってこうのスポットですよ。
見ごろ時期やアクセス方法をご紹介します。
花貫渓谷の紅葉の見ごろ時期
花貫渓谷の紅葉を見にに行った事の無い人には、ぜひ2018年の紅葉を楽しんで頂きたいので、花貫渓谷の紅葉見ごろ情報について確認していきましょう。
朝4時発で花貫渓谷へ。
紅葉がとても綺麗でした。
カメラのテクニックを教えてくれたお兄さん、ありがとうございましたm(_ _)m#花貫渓谷 pic.twitter.com/hR9jRis6Hd
— おっつー (@pepsipepsiiiiii) 2016年11月19日
例年花貫渓谷の紅葉が色付き始めるのは11月上旬なのです。
そして、11月中旬から11月下旬にかけて最も綺麗な紅葉を見る事ができる時期がやってきて、この花貫渓谷では、もみじを始めとしてカエデや桜、ブナ、ナラなどが赤や黄色に鮮やかに色付くのです。
この紅葉の見ごろ時期に合わせて開催されるのが、花貫渓谷紅葉まつりで10月最後の土曜日から約1ヶ月間に渡って開催されます。
まつり期間中は特産品や農産物の販売、そして飲食店なども出店され非常に賑わいます。
そのため紅葉の穴場スポットとは言え、この期間中の人出はそれなりに多く、特に土日は多少の混雑は覚悟してくださいね。
花貫渓谷の紅葉スポットの見所は、花貫川沿いに続く遊歩道からも十分に楽しむ事ができるのですが、一番の見所は、汐見滝吊り橋の紅葉です。
この汐見滝吊り橋の両サイドから橋にかかるように伸びた紅葉が、まるで紅葉のトンネルのようになり他では絶対に見ることの無い景色がたのしまます。
そして、橋の上から眺める汐見滝や花貫川の清流と紅葉のコントラストはとても美しい眺望で一見の価値がありますよ。
さらに標高600mの土岳山頂に登れば360度見渡せるパノラマも広がるので是非時間と元気のある人はチャレンジしてくださいね。
花貫渓谷への電車やバスでの行き方
さて、この紅葉の穴場スポット花貫渓谷へ行く方法ですが。まずは電車やバスを使ってのアクセス方法を紹介していきます。
都内から向かう場合にはJR常磐線を使って最寄り駅の高萩駅に向かいます。
高萩駅からは、歩いては行けない距離となりますのでバスかタクシーを利用する事になります。タクシーで向かう場合は、おおよそ25分ほど時間がかかります。
そして、バスを利用する場合には高萩駅から大能行きに乗車して向かう事になります。
ただし、非常に本数が少ない上に平日のみの運行となっているようです。
土日に行く場合には、バスの運行が無いので基本的にタクシー利用となってしまいそうですね。
なお、嬉しい事に11月中旬の紅葉見頃最盛期の2週間の土日だけはシャトルバスが運行されています。
高萩駅発は最初の出発が8時35分で午前中に6本、午後5本、そして、花貫渓谷発が午前4本、午後7本となっています。
このシャトルバスを使えば、高萩駅からおおよそ30分ほどで到着できますのでうまく利用して下さいね。
なお、利用料金は大人500円、小学生以下は250円となっています。
車のアクセス方法と駐車場の混雑情報、渋滞についても
花貫渓谷へアクセスする方法で一番楽に行けるのは、やはり車での移動のようです。
特に平日に行く場合には空いている事もあって車が断然便利ですよ。
アクセス方法としては常磐自動車道を利用するのですが、まずは高萩インターチェンジを目指します。
高萩インターチェンジで降りたら国道461号を経由して約9キロ20分ほどで到着します。
なお、紅葉シーズン真っ只中の国道461号線は花貫渓谷に向かう車で渋滞しますので覚悟しておいて下さいね。
というのも実は、この花貫渓谷には、80台止まれる花貫駐車場と40台止まれる大能駐車場の2つしか無いのです。
よって、駐車場が一旦満車になってしまうと行き場の無くなってしまった車が路上に止めたりすることもあって付近の道路がいっぱいになってしまうのです。
駐車料金はどちらの駐車場も500円となっていますので、なるべく8時前には着くようすれば混雑に巻き込まれる事なくゆっくりと花貫渓谷の紅葉を堪能できると思いますよ。
高萩市観光協会 0293-23-2121
まとめ
関東首都圏からほど近い高萩に実は花貫渓谷という紅葉の穴場スポットがあります。
あまり有名な場所では無いのですが、その紅葉は本物で汐見滝吊り橋で見る赤や黄色に鮮やかに彩られた紅葉のトンネルを真のあたりにすると、これぞ紅葉と思わざるを得ませんよ。
アクセスは電車では不便なこともあるので車で行かれる事をお勧めします。
常磐自動車の高萩インターから約20分とても近いので便利です。
但し、駐車場が2箇所120台と少し少ないのでなるべく早めに到着されるようにして下さいね。