突然の大雨や台風がやってくる夏、冬には降雪など、忙しい日本の空。
特に雨による被害が増えています。
気象予報士さんが言っていたのが、
雨が降るのは予想できるから備えることができます。
確かに、地震と違って雨が降るのはあらかじめわかります。
そこで大事なのが天気予報や降水予報です。
事前に何時にどれくらい降るのかわかってたいところ。
気象庁からは詳しく各地域の降水量の予測を見れる降水ナウキャストがあります。
これで雨雲の動きがわかるんです!つまり雨雲レーダーですね。
いくつか雨雲レーダーのサイトがあるのでその違いとサイト、アプリの情報をご紹介です。
降水ナウキャストと降水短時間予報
気象庁のページに飛ぶと予報のページが何種類かあります。
違いを把握して自分の知りたい時間の天気予報を見ましょう。
降水ナウキャストは1時間予報
高解像度降水ナウキャスト
発信元:気象庁
・1時間先まで5分間隔予報 メッシュの大きさ1km四方
範囲:日本全国
1km四方と細かく焦点を絞った地域の雨雲予報が見れるんです!
サイトはコチラ↓
見たい地域は拡大して見ましょう。
時間表示のバーを動かせば1時間先の雨雲の動きがわかります。
降水短時間予報は15時間先まで
降水短時間予報は15時間先までの予報になりますが、6時間先までと7時間から15時間先までとで内容がちょっと違います。
降水短時間予報
発信元:気象庁
・6時間先まで 10分間隔予報 メッシュの大きさ1km四方
・7時間~15時間先 1時間間隔予報 メッシュの大きさ5km四方
範囲:日本全国
このように発表される間隔と予報する細かさが変わってきます。
サイトはコチラ↓
降水ナウキャストと同じく見たい地域は拡大して見ることができます。
時間表示のバーを動かすと15時間先の雨雲の動きがわかります。
しかし現時間から7時間を過ぎたところから雨雲を表すメッシュの大きさが大きくなります。これが1km四方と5km四方の細かさの違いです。
あわせて使おう
気象庁では併せて使って身の安全を守ることを下記のように勧めています。
【降水ナウキャスト】大雨警報(浸水害)の危険度分布と併せて確認することで、下水道等で排水しきれないほどの大雨が短時間で降ったことが原因で、河川の氾濫とは関わりなく発生する都市部の浸水害からの迅速な安全確保行動に役立てることができます。
【降水短時間予報】15時間先までの大雨の動向を降水短時間予報により把握した上で、警報や危険度分布により数時間先までの災害発生の危険度の高まりを確認することで、避難行動の判断の参考にすることができます。例えば、夜間に大雨警報(土砂災害)が発表される可能性が高い状況の場合、暗くなる前の夕方のうちに夜間から翌日明け方の大雨の動向を確認し、早めの避難行動や災害対策に役立てることができます。
このように、降水ナウキャスト、降水短時間予報を状況に応じて使い分けることで、防災活動に有効な情報を得ることができます。
また、降水ナウキャスト、降水短時間予報は、外出や屋外での作業前に雨の有無を知りたいときなど、日常生活でも便利に利用することができます。
引用元:気象庁HP
台風情報
台風が来る季節は台風の進路も気になる予報です。
上記の降水ナウキャストと降水短時間予報は雨雲や降水量の予報なので進路はわかりません。
気象庁では台風情報に特化したサイトもあります。サイトはコチラ↓
開くと台風がある場合、日本全体を映したサイズで表示されます。台風や熱帯低気圧の付近をクリックかタップをすると拡大されていきます。
台風の進路だけでは降水量はわかりませんが、通過する時間や進路を調べておくと備えになります。
アプリ情報
気象庁のレーダーを利用したアプリがあります。しかしこちらのアプリ、気象庁レーダーと言ってますが気象庁が運営しているわけではないようです。
お住いの地域や全国の雨雲レーダーや衛星からの雲の様子、天気図は見ることができるのでスマホにあってもいいかもしれません。
コチラからどうぞ↓
日本気象協会公式アプリ
公式のものじゃないと信用できないよ、という方には日本気象協会公式の天気予報専門アプリがあります。
どちらのアプリも見た目や操作方法がけっこう違います。
インストールは無料なので両方試してみて使いやすい方を使いましょう。
おわりに
暑くなってくると突然の大雨や台風、冬は積雪など、日本の空は年中忙しいです。
下から見るとわからない空模様、レーダーや衛星でわかるんですから使えるものは使って日ごろの備えにしましょう。