暑い日が増えてきました。セットで増えるのが突然の雨!何年か前にゲリラ豪雨という名前が産まれ、その名前はもう定着しました。
このように局地的に降る雨が増えたことからいわゆる天気予報という予報だけでは雨が降るのかどうか、わからなくなってきたように感じます。
そんなときに、リアルタイムで雨雲がどこにいるのかわかるのが東京アメッシュ。東京、と言ってますが東京以外の地域も見ることができるんです。
▼気象庁の雨雲レーダーはコチラ
気象庁レーダーナウキャスト・降水短時間予報
東京アメッシュとは
下水道局は雨水の排水を行う業務もあるため天気とは密接な付き合いをしなければなりません。
特に局地的な大雨の把握が必要です!
そのため気象庁とは別にレーダーを設置、最小で250メートル単位という精緻な観測を行うようになりました。これが東京アメッシュの始まりです。
独自のレーダー
雨雲がどこにいるのか、衛星で宇宙から見てるもんだと思ってたのは私だけでしょうか。
もちろん空から雨雲を映した映像などは衛星かもしれませんが下水道局のレーダー雨量計システムは衛星じゃありません。
地上に設置した基地局から電波を飛ばし障害物に当たると返ってくる性質を利用し雨雲を確認します。図にしたものがコチラ。
見方
見れる地域は?
こちらのレーダー基地局は港区と稲城市にありです。東京アメッシュ、と名前に東京がついてますが、レーダーは県をまたいで飛んでいきます。
どこまでわかるんでしょうか。
実際のアメッシュがコチラ。
ちょうど雨雲がないときの画像です。小さな画面ですみません。
これを見ると神奈川はほぼ全域、千葉・埼玉・山梨は端っこのほうが切れちゃいますがほとんどの地域で観測できてます。
茨木・静岡も一部地域で見れます。
拡大縮小ボタンが下にあるので自分の地域を拡大して見ることができます。
ゲリラ豪雨や雨の予測
東京都から警報などが出ていたら表示されますが、これから雨が降りますよ~といった表示はされません。
拡大縮小ボタンの並びに時間を120分まで遡って雨雲の動きを見れるボタンはありますが、今より先に行って雨雲がどうなるか、といったものは見れないのです。
しかし、120分前まで遡って雨雲の動きを見ているとなんとなく雨雲の動きがわかります。あっちの空が暗いな、冷たい風が吹いてきたな、と雨の予感がしたら近くで雨雲が発生していないか見て、これからどうなるか自分で予測して動きましょう。
無料アプリは
早速使おう!アプリをダウンロード?と思いますが、東京アメッシュに公式アプリはありません。東京アメッシュと名前を使われてるアプリはありますが、東京下水道局が運営しているわけではないようです。
公式のサービスは東京アメッシュのサイトに行くだけ!ダウンロードや名前の登録など、なんにも必要ありません。
公式のサイトはコチラ↓
平成29年4月にはスマートフォン版にホームページを公開し、出先からも見やすくなり使いやすくなりました。
東京近郊にお住まいの方や、こちらにお出かけの方はぜひ利用して雨に濡れないで、ゲリラ豪雨にやられないですごしましょう!