伊豆半島に位置する修善寺(しゅぜんじ)は、温泉や伊豆の小京都としても有名なのですが、実は、そこにある修善寺自然公園は、例年もみじまつりも開催されるほど人気のある紅葉スポットなのです。
修善寺のもみじ林のもみじ散策やライトアップはあるのか、現在の状況など。電車や車でアクセスする方法と渋滞状況の情報をお伝えします。
修善寺自然公園のもみじ林は、修善寺温泉の北側の山あい一帯に広がりイロハモミジやトウカエデ、オオモミジなど1,000本余りものもみじが植えられていて多くの人が紅葉狩りを楽しみに訪れる場所なのです。
隣接する虹の郷の匠の村もみじ林にも約1,000本のもみじがあり、合わせて2,000本ものもみじが一斉に紅葉する様は一見の価値ありですよ。
修善寺自然公園もみじ林の紅葉2022の現在と見ごろ時期
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修善寺自然公園のもみじ林は伊豆半島随一の規模を誇り、その広さは、およそ1ヘクタールに渡ってもみじが群生している伊豆最大のもみじ林となっています。
ここの1,000本ものもみじは、遡る事大正13年に旧修善寺町制施行記念として植えられたものなのです。
修善寺自然公園の入園は無料となっていますので誰でも自由に紅葉を楽しむことができ、入口付近には地場の産物売り場や露店なども出店されて非常に多くの人で賑わっています。
紅葉の見ごろ時期に行けば、自然公園の中の歩道の頭上は、赤や黄色など鮮やかに彩られたもみじの枝で覆い尽くされますよ。
その他にも見どころはたくさんで、もみじ林の北側にある富士見台は、紅葉の中にそびえ立つ富士山が見える絶景ポイントです。
そして、もみじまつりが開催される時期だけ特別に公開される修善寺方丈の庭園の景色もまさに息を飲む景色ですよ。
さて、この修善寺自然公園での紅葉見ごろ時期ですが、さすが暖かい地域の伊豆にあるので11月中旬から12月上旬までとなっています。
毎年行われる「修禅寺庭園の秋の特別公開」ですが、2020年度は中止となりましたが、2021年は開催されました。
2022年はどうなるか、情報が出次第追記していきます。
この時期に合わせて修善寺温泉街と虹の郷のもみじ林で、毎年「もみじまつり」が開催されていましたが、2020年から「もみじ散策」と名前を変えて、紅葉の散策が楽しめます。
他のエリアでの紅葉が終わった後でもゆっくりと楽しめるのも修善寺自然公園の紅葉の魅力の一つですよね。
ちなみに修善寺自然公園自体は40ヘクタールと非常に広大なので、もみじ林の入口に案内版があるので必ずチェックをしてから散策に出るようにして下さいね。
伊豆市観光協会修善寺支部のHPから、紅葉の現在の状況を見ることが出来ます。
11月9日現在は温泉街は2分の色づき、修善寺境内は3分の色づきとなっているようです。今年は紅葉の「赤」の色づきがとても良いようですね。
修善寺のもみじ散策の期間とライトアップはある?
修善寺自然公園のもみじ林の散策ができる、「もみじ散策」見ごろ時期にあわせて、11月中旬~12月中旬ころにかけて、見ごろを迎えるので、もみじの散策が楽しめます。
入場は無料です。
そして、虹の郷のもみじライトアップがあります。
伊豆修善寺温泉「虹の郷」もみじライトアップ期間と料金2022
- 期間 2021年11月13日(土)~12月5日(日)
- 開園時間 16時~21時【期間中無休】
- 夜間特別料金 大人910円・小人500円
伊豆市内の提携旅館に宿泊の方は割引あり - ライトアップエリア
「イギリス村」「伊豆の村」「日本庭園(菖蒲ヶ池周辺)」「匠の村・もみじ林(一部)」
※路線バス運行(有料)有・ライトアップ期間中は修善寺駅から虹の駅間を修善寺温泉駅経由でバスが運行しています。
園内バス料金 200円
もみじのライトアップにあわせて、期間中に花火などのイベントもあります。
・2021年11月13日(土) スカイランタンイベント
・2021年11月20日、27日 秋の打ち上げ花火
※花火開催日は別途料金となります。
※花火開催日の園内バスは19時30分までの運行です。
修善寺自然公園もみじ林の紅葉へ電車やバスでの行き方
修善寺自然公園のもみじ林を見に行く場合の最寄駅は、修善寺駅となります。修善寺駅までは東京方面からは、新幹線で三島駅まで行き、そこから伊豆箱根鉄道駿豆線に乗車して向かう方法が一般的です。
もう一つの方法は、伊豆踊り子号で向かえば乗り換えなしで東京駅から一本で向かう事も可能です。
踊り子号は天井にまで届くような大きな車窓とハイデッカーなので見晴らしもよく景色を楽しみながら旅ができますよ。
人気が高く数が少ないので座る事は難しいのですが、1号車と10号車にはそれぞれ展望席があるので、もし空いているようなら必ずゲットして下さいね。
そこから見る景色もまた素晴らしいですよ。
修善寺駅に着いたら、そこから修善寺自然公園まではバスを使うようになります。
東海バス虹の郷行きを使って最寄のバス停である梅林口、又はもみじ林前で下車するようにして下さい。
車のアクセス方法と駐車場の混雑情報、渋滞についても
紅葉の時期に修善寺自然公園へ車でいく場合には、修善寺自然公園の入口にある駐車場は、残念ながらバス専用となってしまうので一般車両は駐車する事が出来なくなりますので気をつけて下さい。
一般車両については乗用車臨時駐車場が開設されているので、そちらの方へ止めるようにして下さいね。
臨時駐車場は修善寺自然公園入口から登り坂を鋭角に左折するとすぐにブースがあり、二段に別れた駐車場がありますのでそちらに行くようにして下さい。
利用料金については、通常は無料なのですが、もみじまつり開催期間中については、乗用車が一回あたり300円となっています。
そこからもみじ林までは徒歩でおよそ10分くらい歩く事になります。実は行きは下り道なのでいいのですが、帰りは登り坂になるのでちょっと覚悟しておいて下さいね。
修善寺自然公園へは、東京方面からも名古屋方面からも東名高速道路を利用するアクセスが便利で最寄インターは沼津インターチェンジとなります。
インターからは国道1号線、136号線を経由しておよそ50分ほどで到着します。
お問い合わせ
伊豆市観光協会 修善寺支部 TEL 0558-72-2501
まとめ
伊豆というと暖かくて紅葉とは縁遠い感じがしますが、ここ修善寺自然公園は、実は紅葉の名スポットなのです。
40ヘクタールという非常に広大なエリアの中に1ヘクタールに渡って約1,000本ものもみじが密集しているエリアがあるのです。
さすがに1,000本ものもみじが一斉に色付く光景は、まさに圧巻で、とても感動するはずですよ。
その紅葉の見ごろ時期は、他のエリアでの紅葉が終盤を迎えるころで11月中旬から12月上旬までと比較的ゆっくりなのです。
紅葉の時期に車で行く時は、修善寺自然公園の駐車場が観光バス専用となってしまうのでちょっと不便なのですが、徒歩10分くらいのところに臨時駐車場が準備されますので、そちらを利用するようにして下さいね。