青梅市にある梅岩寺の桜は樹齢推定150年と言われ幹周り3mもの大きさを誇る古木で市の指定記念物に指定されています。本堂前と奥の山沿いに一本づつ立派なシダレザクラがあり私達を楽しませてくれます。
多くの桜があるお花見スポットではありませんが、その二本だけでもとても存在感があり見応えたっぷりです。行く時に便利なようにアクセス方法や周辺の駐車場の情報などをお伝えしていきますね。
梅岩寺桜まつり2022の開花状況!見頃はいつ?
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東京都青梅市にある梅岩寺は、長徳年間(西暦995年~999年)に寛朝が開山したと言われている非常に歴史あるスポットです。このお寺には関東有数の名桜として知られる二本の大きなシダレザクラがあり、とても見事な花を咲かせ我々の目を楽しませてくれるのです。
そのシダレザクラは、本堂の前に一本と奥の山沿いに一本、そびえる様に立っています。その大きさは幹回り3mを超える巨木で樹齢においては推定150年と言われています。そして、本堂前のシダレザクラは、その歴史的稀少価値から青梅市の天然記念物に指定されています。そして、この本堂前のシダレザクラは近くにある金剛寺のシダレザクラと姉妹樹だとも言われています。
一方山の斜面にあるもう一本のシダレザクラは斜面にあることからとても背が高く見え枝振りもとても立派です。その枝先は地面につくほどの垂れ振りで非常に見応えがある桜です。どちらも特徴があり非常に感慨深いものがありますよ。
梅岩寺のこの二本のシダレザクラの見頃時期は例年4月上旬ごろとなっています。どちらもほぼ同時期に咲く様なので行くならこの時期を外さない様にして下さいね。
そして、梅岩寺のシダレザクラを見るのにお勧めの時間は午前中の早い時間、又は夕暮れ時がよく、その時の景色は一見の価値があると思いますよ。
境内にはお花見以外にも見所があり、弘法大師の像と足型が祀られています。そして、その足型を踏めば四国八十八ヶ所の巡礼に勝るとも劣らない功徳があると言われているそうですので行かれたら必ず試して下さいね。
最寄り駅やアクセス方法!
梅岩寺に新宿から行くには電車の場合には、JR中央線で立川まで行き、そこから青梅線に乗り換え青梅駅を目指します。そこからは歩いて5分なので迷うことなく到着できると思います。
二本の桜は青梅駅からもその姿を確認することができるほど大きいのでその桜を目安に歩いて行って下さいね。電車の中からも桜は見えるので歩いていく方向をチェックしておくと便利ですよ。
梅岩寺は車でのんびりと行かれるのもお勧めです。都内からなら青梅街道をのんびりと西へ向かえばここが東京都なのかと疑いたくなる様な景色に出会えますよ。
そして、高速道路を使う場合には、首都圏中央連絡自動車道の青梅インターチェンジからのアクセスが便利です。インター出口からは約20分となりますのでしっかりとナビをセットして行くようにして下さいね。
周辺の駐車場の情報も
そして、車で行かれた場合に気になる駐車場の情報ですが、残念ながら梅岩寺には駐車場がありません。よって、近くの市営駐車場やコインパーキングの利用をお勧めします。
ちょっと離れていますが、無料で止められる駐車場としては永山公園利用者駐車場があります。梅岩寺からはおよそ10分弱の距離にありますので天気がいい日ならのんびりと歩くにはちょうどいい距離かもしれませんよ。
又、もう一箇所無料で止められる駐車場としては永山公園弓道場、ゲートボール場駐車場も利用可能です。しかし、元々は市営の施設を使う人のための駐車場なのであまり長時間止める事に無いように配慮はして下さいね。
まとめ
今回は関東有数の名桜として名高い青梅市にある梅岩寺のシダレザクラを紹介してきました。梅岩寺のシダレザクラは本堂前と奥の山の斜面にあり、本堂前のシダレザクラは幹回り3mにもなる樹齢150年の巨木で、その堂々たる佇まいは歴史を感じさせるものがあり天然記念物に指定されているのも頷けます。そして、山の斜面にあるもう一本のシダレザクラも非常に大きく地面まで届きそうな枝垂れ振りは見応えたっぷりです。
この梅岩寺のシダレザクラの見頃時期は例年4月上旬となっていますので、その頃になったらJR青梅線でのんびりと電車の旅を楽しみながら青梅駅に向かってみて下さい。車窓からもその堂々たる姿を眺める事ができますのでワクワクしますよ。最寄り駅の青梅駅からは歩いて5分もかかりませんので奥多摩へ遊びに行くついでに立ち寄るコースもいいかも知れませんね。
車で行く場合には梅岩寺には駐車場がありませんので近隣にある市営の無料駐車場、またはコインパーキングを利用するようにして下さいね。そして、せっかくなので弘法大師の足型を踏んで四国八十八ヶ所を巡礼したのと同じ功徳を積んできて下さいね。