10月11日、台風15号が発生。
10月12日に熱帯低気圧にかわりました。
一日の短い期間の台風でした。
台風14号はこちら→2020台風14号チャンホンたまごと進路予想|米軍・気象庁・ヨーロッパの予報まとめ
台風16号はこちら→2020台風16号ナンカーたまご発生と進路予想!気象庁と米軍・ヨーロッパの予報のまとめ
台風15号の名前は「リンファ」
マカオが提案した言葉で「ハス(蓮)」の意味です。
台風の名前の付け方についてはコチラ<気象庁・台風の番号の付け方と命名の方法>
台風15号のたまごがいつ頃発生してどんな進路をとるのか、米軍やヨーロッパ、気象庁が出す進路予想、温帯低気圧や熱帯低気圧に変わるのはいつか、日本への影響はあるのかまとめです。
台風15号 気象協会の予報
台風15号(リンファ)は、11日(日)3時に南シナ海で発生した後は、西よりに進み、11日(日)15時にベトナムに上陸しました。その後も西よりに進み、12日(月)3時に、ラオス付近で熱帯低気圧に変わりました。
台風15号から変わった熱帯低気圧は、今後も西に進むものとみられ、日本列島に影響を及ぼすことはない見込みです。
引用元:気象協会HP
台風15号 米軍の予報
こちらJTCは米軍合同台風警戒センターが出す台風予報です。

11/1945Z、日本時間で12日04時45分の画像 ↓
引用元:JTWC
TS17Wが台風15号です。
今後表示はきえていくでしょう。
経緯を振り返ると、9日朝、黄色丸の92Wの台風15号たまごが出現、10日には赤丸になりました。
10日午後には米軍さんではナンバーをつけた赤矢印表示のTD17Wになりました。
米軍さんでは台風扱いになるとナンバーをつけていきます。
ナンバーがついても日本では台風○号、とならないで終わったものもあったので15号なのに17Wと数にズレが生じています。
2020年、名前の付かなかった台風はこちら→名前の付かなかった12W
進路予想
進路をずっと西にとってベトナムに上陸し消滅する予報です。
台風15号 気象庁の予報
■10月12日06時発表の台風情報 ↓
■10月12日03時の台風15号情報 ↓
引用元:気象庁公式HP
■10月12日03時 実況
ラオスで熱帯低気圧に変わり西にゆっくり移動。
中心気圧1002hPa。

天気図
気象庁が出している天気図です。
10月12日03時の実況天気図 アジア太平洋域↓
引用元:気象庁HP
熱帯低気圧のTDが二つありますが、左のTDが台風15号が衰弱したものです。
海水温
気象庁が出している海水温がわかるページです。
26.5℃以上になると台風が発生すると言われています。
↓ 10月10日の海面水温 ↓
引用元:気象庁HP
日本の南側はほぼ27℃の海域になってます。
しかし熱帯低気圧が出現しやすい場所ではまだ30℃と高めを保っています。
台風15号 Windyの予報
Windyはヨーロッパの予報センターがモデルで、風の動きの予報を視覚的に確認できるサイトです。
■10月12日3時の画像
画像引用:Windy
台風15号はオレンジ色の強い風の表示になって、すでに台風の形をしていません。
台風15号 たまごから消滅まで まとめ
10月11日、南シナ海で台風15号が発生しました。
西に進路をとりベトナムに上陸。
12日にはラオスで熱帯低気圧に変わりました。
日本には直接の影響はなく、ほとんどニュースにもならず終わった台風となりました。
これで台風15号の記事を終わりにします。
ありがとうございました。
台風16号はこちら→2020台風16号ナンカーたまご発生と進路予想!気象庁と米軍・ヨーロッパの予報のまとめ